Physical AI Lab // 第 0.4 話 // 1枚まとめ
仮想の世界で一万回練習
シミュレーションとは何か、なぜ欠かせないのか
三つのポイント
- シミュレーションは、コンピュータの中で物理法則に従って計算される「にせものの世界」:積み木を押すと、一歩ずつ計算して見せてくれる(物理エンジン)。
- 利点は、安全で速く、いっしょに練習できること。ある論文では何千台ものロボットが並列に学習し、四本足のロボットが平地で4分もかからずに歩けるように(R)。シミュレーションをGPUに載せると、CPUシミュレーションとGPUニューラルネットワークを組み合わせた従来の流れより百倍から千倍速い(技術レポート、R)。
- 弱点は、シミュレーションが本物とまったく同じではないこと:練習した方策を本物のロボットに移すと、たいてい調整が必要(シミュレーションと現実の差)。
出典:O 公式・一次 · R 学術文献 · M メディア・二次
| R | 数千台 | のロボットを、ワークステーション用GPU一枚の上で同時にシミュレーション学習(論文) |
| R | 四分未満 | 四本足のロボット ANYmal が、平らな地面で歩けるようになるまでの学習時間(論文、大規模並列シミュレーション) |
| R | 百〜千倍 | 速い:シミュレーションと学習をどちらも一枚のGPUに載せると、CPUでシミュレーション、GPUでニューラルネットワークを処理する従来方式より2〜3桁速い(技術レポート) |
さらに読む
- Learning to Walk in Minutes(arXiv 2109.11978)
https://arxiv.org/abs/2109.11978 - Isaac Gym:GPUベースの高性能物理シミュレーション(arXiv 2108.10470)
https://arxiv.org/abs/2108.10470 - MuJoCo ドキュメント · Overview(物理エンジンとは)
https://mujoco.readthedocs.io/en/stable/overview.html