Physical AI Lab // 第 0.2 話 // 1枚まとめ
なぜいまなのか?
データ、モデル、計算力。三本の曲線がそろって上向く
三つのポイント
- データ:研究室ごとに集めていた時代から、機関をまたいだ一つのデータセットへ(2023年、22種類のロボット、R)、さらに人の作業を見て学ぶ時代へ(2026年、20,854時間の一人称視点映像、R)。
- モデル:膨大な画像と文章を見た大規模モデルが動作を出力できるように(RT-2、2023年、R)。2026年には公開・商用利用可能な人型ロボットモデルも(GR00T N1.7、30億パラメータ、O)。
- 計算力:最先端AIの学習計算量は毎年4〜5倍(Epoch AI、R)。Jetson AGX Thor は AGX Orin に比べ、特定の数値精度でピーク計算性能が7.5倍とメーカーが報告しています(O)。ピーク性能をそのまま作業速度には換算できず、曲線が上向いても問題が解けたわけではありません。
出典:O 公式・一次 · R 学術文献 · M メディア・二次
| R | 22種類 | のロボットのデータを一つのデータセットに(21機関、527スキル) |
| R | 20,854時間 | 動作ラベル付きの一人称視点の人の映像で、ロボットを事前学習。論文によれば従来の20倍以上。休まず約2.4年分に相当(本動画での換算) |
| R | 6,000回 | の実機評価。学習データにない物体への汎化が明らかに向上(RT-2、視覚・言語・行動モデル) |
| O | 30億 | パラメータの公開人型ロボットモデル GR00T N1.7。商用利用可。EgoScale の20,854時間の人の映像で事前学習 |
| R | 4〜5倍 | 最先端AIモデルの学習計算量の年間の伸び(2010年〜2024年5月) |
| O | 7.5倍 | Jetson AGX Thor の、前世代 AGX Orin と比べたAI性能。メーカー公称ピークは 2,070 FP4 TFLOPS |
さらに読む
- Open X-Embodiment(arXiv 2310.08864)
https://arxiv.org/abs/2310.08864 - EgoScale(arXiv 2602.16710)
https://arxiv.org/abs/2602.16710 - RT-2(arXiv 2307.15818)
https://arxiv.org/abs/2307.15818 - Epoch AI · Training compute of frontier AI models grows by 4-5x per year
https://epoch.ai/blog/training-compute-of-frontier-ai-models-grows-by-4-5x-per-year - NVIDIA · Introducing NVIDIA Jetson Thor
https://developer.nvidia.com/blog/introducing-nvidia-jetson-thor-the-ultimate-platform-for-physical-ai/